聖職者


それから数年間、凛は毎日をベッドの上で過ごした。

細い両腕には痛々しく細い管が突き刺さっている。

その本数は普通さす量じゃなかった。

食事など、ここにきてから口にしていない。

栄養も水分も、この管の一部からとっていた。

ただでさえ細いのに、更に細くなった。

加えて、毎日、それぞれ違う薬を投与された。

そのせいで、時には身体に激痛が走り、数日うなされた。

また、時には呼吸不全を起こし、意識を失った。

もちろん、凛もおとなしく耐えているはずがない。

幾度となく脱走を試みた。

だが、最終的には捕えられ、そのたびにベッドに縛る拘束具が増えていった。

凛は毎日を泣いて過ごした。