「じゃぁ、私が任務に就こうかな」 突然、マーキスがそう言いだした。 李楼は驚いてマーキスを見る。 「誰かが任務をこなさないといけないでしょ」 平然とした顔で言ってのけるマーキス。 「ですが、元帥の任務は…」 李楼が言った。 元帥は本部にしかいない。 それも、今は一人亡くなり4人しかいないのだ。 ここでマーキスがその任務を止めたら、動く元帥は3人になってしまう。