天使の指切り

2人して


何分も沈黙が続いた。


最後の方にアイスが落ちて、
どんどんじわりと溶けてゆく。


それをただただ意味もなく
見ていた。


この沈黙が破られたのは、
俺が最後の一口を食べようと
大きく口を開けた時。


「ねぇ」


彼女の声と風鈴の音が
綺麗にはもった。


「うちの気持ち気づいてた?
うち、聡の事好きだった。」