「……お前らさ、
 1対3で何もおかしいとか思わねえの?」




初めて見る沢田君の表情に



斎藤さんの顔が引きつる。




「すっ…
 すいませんでしたっ…!」




斎藤さんは、そう言いながら逃げていた。






…ださッ。






「大丈夫だったか?」




―ドキ…





「…うん。
 ……ありがとね?」







沢田君……





好き。







大好きだよ。