「夕翔ってさ~何人彼女いるの??」



ずっと気になってたんだよね。




「ッ…!
 でかい声で言うな、バカ!」




「ご…ごめん(汗)」





…そんなに怒るなら浮気なんかしなきゃいいのに。





「…5人くらい?」




……多ッ!!!




「正確な人数忘れたけど」





うわぉ、彼女さんかわいそー。





「えー?最低ー。
 あたしは、
 やっぱり運命の人としたいの!!」





あたしが言うと、




夕翔は口に出さなかったけど思いっきり嫌な顔をした。







夕翔曰く、



一番苦手なタイプらしい。





まぁ、






別にお兄ちゃんに好かれなくてもいいですけどー。