「ただいま~♪」



あたしはそう言って、家に帰った。




「あっ、おかえり~♪
 ねぇ、超おなか減ったぁ!!」



夕莉が言った。



「…お前は小学生か」



そう言いながらソファーで夕翔が雑誌を読んでいた。





「小学生じゃないし!
 夕翔のバカッ!!!!!」



「はぁ!?俺バカじゃねえし!!」





「………」




…2人とも十分小学生っぽいです。





ケンカを始めた2人をほっといて


あたしは夕食を作り始めた。