看護婦が、母さんたちを連れてきた。 「・・・・・・夕翔っ・・・!」 3人とも、俺の病室に駆け込んできた。 「・・・・・・・・・夕莉・・・父さん、母さん・・・」 俺は、まだボーっとする頭で3人を見る。 「・・・・・・うぅっ・・・・・・」 泣きだしたのは、夕莉。 ・・・予想してたけどな。 俺はそう思いながら、泣きじゃくる夕莉を見た。