旦那様はヤンキーくん







―その時、医者が来た。




「最善は尽くしました。
 ただ…非常に危険な状態で 
 いつ息を引き取ってもおかしくないかと…」




「……え…?!」




医者の声に

あたしは目を見開いた。





「……うそでしょ…?
 ねぇっ…夕翔…ッ…死なないでしょ…?!」





夕莉は

医者にすがるようにそう言った。




「………」





ねえ…



なんで、何も言わないの…??