「夕翔ってさ~何人彼女いるの??」



「ッ…!
 でかい声で言うな、バカ!」



「ご…ごめん(汗)」




これだから天然は困るんだよ…。




「…5人くらい?」




いや、6人?



つーか、彼女なのか?




俺にとっては遊んでるだけなんだけど…





「正確な人数忘れたけど」




俺はそう付け加えた。




「えー?最低ー」



ウザい言い方すんなよな~。





「あたしは、 
 恋はやっぱり運命の人としたいの!!」




……こいつ、夢見る乙女だな…。





俺の一番苦手ないタイプ…。





まぁ、どうせ妹だし関係ねぇけど。