―そして時は過ぎて家…




「ただいま~」



大翔が帰って来た。



「おかえり~」



あたしは笑顔で言った。




「今日、仕事どうだった?」



大翔があたしに聞いてきた。



「え?あぁ…
 なんか、新しい子来た!」




あたしはそう言った。




「ふ~ん?どんな?」




「なんか…
 24歳で金髪の可愛い子だよ~」



「若いな…。
 浮気すんなよ~?!」




「しないよ~!
 大翔以外今更無理だし!」



「俺も夕衣以外無理~♪」




(34になってまでこれでいいんでしょうか…)





「ママたちどんだけラブラブなの…」




「…ホントだよ…」





子供たちは、失笑してであたし達を見てたー…。