「瑠菜ちゃん、心配したで」 『心配かけてごめんね?』 「えぇよ、無事なら…?」 何かに気付いたらしく 和也君が近づいて来た。 『どしたの?』 そっと和也君があたしの首元に伸びてきて ある場所をさした。 「コレ、ちゃんと隠しとかなあかんで?」 『な…何を?』 「キスマーク」 ニヤリと笑う和也君。 慌てて隠しても、もう遅い。 さ…最悪…