『・・・た・・いが』



「苦しかったか?」



ようやく口を離してくれて



息を整える。





「・・・なんかエロいな、お前」




『な・・・なんてこというのさぁ!!』








きっと真っ赤であろう顔を見られたくなくて




大雅の胸に顔を埋めながら、ちょっと拗ねてみる。



でも、その間もあたしの心臓はうるさくって・・・・






なんで、こんなにも大雅はあたしをドキドキさせるんだろう?