すばやくチェーンをかけて侵入不可にする。 「なにすんねん!!」 「俺、これから飯なんでまたあとで相手してあげますから待っててください」 「んな!?俺の飯は?」 「…」 スタスタと奥の部屋に戻る。 リビングの扉をあけると、ちょこんと椅子に座って、瑠菜が俺を待っていた。 『遅かったね?知り合いだったの?』 「いや、セールスマンだったよ」 『関西弁の?』 「うん。そうだけど、どうかしたのか?」 『ううん、ただ、ちょっと和也さんの声に似てたから…』 そりゃそうだ。 本人だし。