案内された場所は拷問部屋。


ネズミはすでに相当痛め付けてあるらしくボロボロになっていた。


部下「この男はプロジェクト開始以前に我が軍に入隊しています。

以前から配置されているとは…、気付きませんでした…」


「…、この男はどこに情報を流していた?」


部下「それが…いくら責めても吐きません!」


「ふんっ!せっかくだ!人間が超減圧状態で、どうなるものか実験してみようじゃないか!」


ハサン「それはいい考えですっ」


私は拷問部屋の中の男に声をかけた…


「おいっ!今からお前のいる室内を減圧する。

お前は座りながら空の旅をすることになる!

楽しんでくれ!」


《な、何をされても知らないんだっ!

喋りようがないっ!

出してくれ!》


ハサン「せいぜい強がっていろっ!」


このネズミのいる室内は高度一万メートル以上の気圧まで減圧できる。


人間がどのようになるか…楽しみだ…