うっかり手を伸ばしたりするから
いけないんだ


瞬間、私は墜ちた

深い深い場所に墜ちて
見えるのは貴方だけ


這い上がるなんて到底無理だし

無かった事にも出来ない


貴方は私を落とした

心地よいこの場所に


戻りたいなんて思わない

無かった事になんてさせない



私は執念深いのよ
悪いのは貴方だ