それはただの慰めで

心なんてここに有りはしない


窓の隙間から入る風が
カーテンを揺らす様に


何度も

何度だって

空いた穴を埋める為


苦しいから
溺れている間だけは

忘れていられる




朝は暗い


夜は明けない




波は繰り返す