恋もよう


「ひーは?学校どお?」

「楽しいよ〜!みんな仲良いし。」

「光の周りはそうでしょ。」

オープンカフェでそれぞれ違う飲み物を頼み、口にする三人。

「さすが、ここ美味しいって評判いいだけあるね〜!」

「ひーは、こんな時期でもココアなんだ。」

「光らしいじゃない。」

学校の様子から始まり、飲み物の話題や天気、取り留めない話が繰り広げられ、明るい声が三人の中を包む。
そんな三人の周りの様々な人々は、

「『ひー』だって、かわいー…」

異性はぼんやりと呟き、同性は微笑ましく見ていた。

「さすが、『桜三人姫』。レベル高ぇよな〜…」