俺はやんちゃな中ガキ(中学生の事)をしつける為のおとぎ話だと思ってた。
俺がこの話を聞かされたのは中学2年生の時だったからな。
「俺は神話か何かかと思ってた。」
「知ってるんだったら説明させないでよ。疲れるんだから。」
そうこうしてる間に下川妹が現れた。
「遅くなってごめん。でも、何でこんな所に…あっ!市原さん!」
「よっ!遅かったな、何してたんだ?」
「学級委員会があってそれで遅くなりました。でも、何で市原さんがここにいるんですか?」
「シバちゃんに追われてたんだって。クククッ。」
「わ、笑うなよ。んじゃ、俺は帰るわ。またな。」
これ以上聞かれ、笑われるのはごめんだ。
月曜日、姉貴が柴神を説得するまで家に居ようと考えてた。
「あっ!真也っ!ちょっと待って!」
「何だよっ!呼び捨てにするなって言っただろ!」
「今度怒鳴ったら殺すわよ…っという訳で家まで送って。」
「どういう訳だ。」
「美味しい紅茶の葉を買ったので良かったら飲みに来ませんか?」
妹の誘い方には華があるが、姉貴の誘い方には棘がある。
断ろうとした時にはすでに遅かった。
俺がこの話を聞かされたのは中学2年生の時だったからな。
「俺は神話か何かかと思ってた。」
「知ってるんだったら説明させないでよ。疲れるんだから。」
そうこうしてる間に下川妹が現れた。
「遅くなってごめん。でも、何でこんな所に…あっ!市原さん!」
「よっ!遅かったな、何してたんだ?」
「学級委員会があってそれで遅くなりました。でも、何で市原さんがここにいるんですか?」
「シバちゃんに追われてたんだって。クククッ。」
「わ、笑うなよ。んじゃ、俺は帰るわ。またな。」
これ以上聞かれ、笑われるのはごめんだ。
月曜日、姉貴が柴神を説得するまで家に居ようと考えてた。
「あっ!真也っ!ちょっと待って!」
「何だよっ!呼び捨てにするなって言っただろ!」
「今度怒鳴ったら殺すわよ…っという訳で家まで送って。」
「どういう訳だ。」
「美味しい紅茶の葉を買ったので良かったら飲みに来ませんか?」
妹の誘い方には華があるが、姉貴の誘い方には棘がある。
断ろうとした時にはすでに遅かった。



