「え?…何で?」
家の前に柴神がポツンとたってた。
チラチラ見てくる柴神に話かけようか迷ってると近くで鍵を開ける音がした。
近所の人がこの状況をみたら話をややこしくするに決まってる。
「婆ちゃん居ないから早く入れ!」
「えっ?でも…」
「えっじゃねぇ!来い!」
腕を引っ張って家に入れ、覗き穴から外の様子を伺った。
俺が見た直後、向かいに住んでるお喋り好きなクソババアがゴミ袋を両手に持って出てきた。
あのババアは話を膨らます事で有名なんだ。
それだけじゃない。
オマケに嘘を付け加えて無駄話を盛り上げる。
その嘘のせいで引っ越した人も少なくない。
「フゥ。危なかった。腕痛かったか?引っ張って悪かったな。」
「いや、大丈夫。」
Mじゃないが、こんな気まずい空気になるならいっそのこと殴り飛ばしてくれた方が楽でいいのに。
「ちょっと着替えてくるから…って婆ちゃんが帰ってきたら茶化すだろうから俺の部屋に来てくれ。」
年寄りは朝が早い。
寝てる時間が勿体ないとでも思うんだろうか。
俺ん家の婆ちゃんは変わり者だから気ままに動いてるだけだろうがな。
家の前に柴神がポツンとたってた。
チラチラ見てくる柴神に話かけようか迷ってると近くで鍵を開ける音がした。
近所の人がこの状況をみたら話をややこしくするに決まってる。
「婆ちゃん居ないから早く入れ!」
「えっ?でも…」
「えっじゃねぇ!来い!」
腕を引っ張って家に入れ、覗き穴から外の様子を伺った。
俺が見た直後、向かいに住んでるお喋り好きなクソババアがゴミ袋を両手に持って出てきた。
あのババアは話を膨らます事で有名なんだ。
それだけじゃない。
オマケに嘘を付け加えて無駄話を盛り上げる。
その嘘のせいで引っ越した人も少なくない。
「フゥ。危なかった。腕痛かったか?引っ張って悪かったな。」
「いや、大丈夫。」
Mじゃないが、こんな気まずい空気になるならいっそのこと殴り飛ばしてくれた方が楽でいいのに。
「ちょっと着替えてくるから…って婆ちゃんが帰ってきたら茶化すだろうから俺の部屋に来てくれ。」
年寄りは朝が早い。
寝てる時間が勿体ないとでも思うんだろうか。
俺ん家の婆ちゃんは変わり者だから気ままに動いてるだけだろうがな。



