なんだ?最後のウインクは?
バカな男はあれでイチコロだろうが、俺の頭にはハテナが無数にちらついただけだった。
確かに他の生徒にないオーラを放っていて、校内一の美女と言っても異議を唱える奴はいない程だった。
机にヒジを付き、立ち去る宮元をみてると、コウが茶化してきやがった。
「宮元に一目惚れか?分かるけど辞めといた方がいいよ~。ライバルばっかだからさぁ。」
「興味ねぇよ。」
「またまた~、無理しなくていいんだぜ?僕は下川って子がタイプだけどね。」
「下川?どっちのだ?」
「どっちって?何人居るんだよっ!?」
コウは知らないようだ。
姉じゃない方が面白くなるんだけどなぁ。
「いや、気にするな。んで、その子はどんな子なんだ?」
「知りたい?仕方ないなぁ、お前だけだぞ。下川っておっちょこちょいだけど、成績よくて喋り方も上品なんだ~。そこが最高!おまけに良い匂いもするし。いや~、思い出すだけでとろけちゃいそうだよ。」
やっぱりアホだ。
バカを通り越してる。
あいつの姉貴と遭遇したらある意味イチコロだ。
バカな男はあれでイチコロだろうが、俺の頭にはハテナが無数にちらついただけだった。
確かに他の生徒にないオーラを放っていて、校内一の美女と言っても異議を唱える奴はいない程だった。
机にヒジを付き、立ち去る宮元をみてると、コウが茶化してきやがった。
「宮元に一目惚れか?分かるけど辞めといた方がいいよ~。ライバルばっかだからさぁ。」
「興味ねぇよ。」
「またまた~、無理しなくていいんだぜ?僕は下川って子がタイプだけどね。」
「下川?どっちのだ?」
「どっちって?何人居るんだよっ!?」
コウは知らないようだ。
姉じゃない方が面白くなるんだけどなぁ。
「いや、気にするな。んで、その子はどんな子なんだ?」
「知りたい?仕方ないなぁ、お前だけだぞ。下川っておっちょこちょいだけど、成績よくて喋り方も上品なんだ~。そこが最高!おまけに良い匂いもするし。いや~、思い出すだけでとろけちゃいそうだよ。」
やっぱりアホだ。
バカを通り越してる。
あいつの姉貴と遭遇したらある意味イチコロだ。



