「うゎ~!…これで満足したか?」
「違う!本当だって!ほらまたした。」
今のは確かに聞こえた。
上の階からミシッと床の木がきしむ音が。
「誰か居んじゃねぇか?」
俺は先客がいるとふんで二階へ向かった。
「お、置いていかないでよっ!」
階段はやけにきしむ。
底抜けしないかだけが気がかりだった。
二階に上がりきり、長い廊下を見渡す…が、誰もいない。
「居ねぇなぁ、ここは?」
3年B組の教室を開けた。
もしかしたら有名な先生が居るかも知れないと思ったからだ。
「キャアァァ~!」
開けた途端、イスにのぼってた女が悲鳴をあげて走り向かってくる。
「うわぁぁぁ!」
「ヒィイイイ~!」
俺らも悲鳴をあげて階段をダッシュで駆け下りた。
「待って~!」
慌ただしい足音はしつこく追いかけてくる。
「追いつかれるぞ!早く走れっ!」
「ヒィイイイ~!!」
得意の悲鳴を上げて必死で走るコウは最高に面白い。
「ハハハハッ!掴まれるぞ!」
「ヒィイイイ~!!!笑ってないで助けてくれよっ!」
気づけば足音が追いかけてこない。
スピードを落とし、振り返った。
「捕まえたぁ!」
「ぬぅわぁぁぁ!」
「違う!本当だって!ほらまたした。」
今のは確かに聞こえた。
上の階からミシッと床の木がきしむ音が。
「誰か居んじゃねぇか?」
俺は先客がいるとふんで二階へ向かった。
「お、置いていかないでよっ!」
階段はやけにきしむ。
底抜けしないかだけが気がかりだった。
二階に上がりきり、長い廊下を見渡す…が、誰もいない。
「居ねぇなぁ、ここは?」
3年B組の教室を開けた。
もしかしたら有名な先生が居るかも知れないと思ったからだ。
「キャアァァ~!」
開けた途端、イスにのぼってた女が悲鳴をあげて走り向かってくる。
「うわぁぁぁ!」
「ヒィイイイ~!」
俺らも悲鳴をあげて階段をダッシュで駆け下りた。
「待って~!」
慌ただしい足音はしつこく追いかけてくる。
「追いつかれるぞ!早く走れっ!」
「ヒィイイイ~!!」
得意の悲鳴を上げて必死で走るコウは最高に面白い。
「ハハハハッ!掴まれるぞ!」
「ヒィイイイ~!!!笑ってないで助けてくれよっ!」
気づけば足音が追いかけてこない。
スピードを落とし、振り返った。
「捕まえたぁ!」
「ぬぅわぁぁぁ!」



