「俺は今知りたいんだっ!」
「うっせーガキだな。つべこべ言わずについて来い。後ろの緑色も一緒だぞ。」
「はいぃっ!?ぼ、僕もッスか?」
「当たり前だ。仲間外れは嫌いだからな。」
意味が分からないまま下川邸へ。

「いらっしゃい。こちらへどうぞ。」
庭にはバーベキューセットを囲むようにイスが並べられ、キョンさんは一生懸命料理の下ごしらえをしてる。
「今日はなんかのパーティーなのか?」
「いいえ、今日は気持ちがいいほどの快晴なので気分を変えてバーベキューにしてみました。」
「キョンの焼き加減は最高だぞ。ほっぺたはもちろんの事、顔全体がとろけてしまう程だ。」
「顔がとろけるって表現はマズそうに聞こえるが…」
「へっへ~ん、お前だって食えば分かる。この世の最高傑作が!」
オッサンと戯れてる間に絵里香と柴神も姉妹に連れられやってきた。