SEVEN‐GUARDIANS




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「お父様、お母様、おやすみなさい。」


「おやすみ、ミリアルド。」


「おやすみなさい。」


2人のそれぞれの返事を聞き、いつもならまっすぐ部屋に戻る。


だが今日は寄り道をしていた。


姫はたどり着いた部屋の扉の前に立ち、


コンコン


「レイ兄様、ミーアです。」


「入っておいで、ミーア。」


その返事を聞き、ゆっくり扉を開ける。