「今日は前回の続きからお話いたしましょう。」 姫はしっかりと椅子に腰掛け、 乳母の話の続きを待っていた。 「今日はこの間の続きで種族について話しましょう」 乳母はゆっくりと語りだす。 「前回私たちは人間族と言いましたね。 種族の中で私たちに似ていて、耳が特徴的なのがラミス族です。 その耳は長く尖っています。 不思議なことにラミス族は女性しかいない種族なのですよ。」 乳母は少し間をあける。 その間も姫は乳母が再び口を開くまでじっと耳を傾けていた。