「いい天気ね!
今日はお庭で散歩でもしようかな。」


姫は一番散歩をするのが好きで、

晴れると毎日のように散歩をしていた。


今日もいつものように中庭を歩いていました。


そして途中にある城門を見るたびに

「私にはあそこを越えることはないのね」

と思いながら通っていました。