男の子の声で、

やたらと盛り上がっていた
いっちゃんと周りの
とりまきたちは
ハッと我に返り、


つまらなそうにな顔をして
席についた。


イヤな空気から
私を助けてくれたその声は
どこか懐かしいような
気もして……