ご主人様は我儘あたし様サマ




しょうがなく引っ張られて歩く。


…あれ、そういえば。


「あんたチャラ男キャラじゃ無かったかしら?」


西紀は振り返って変な笑みを浮かべた。

いや、たぶん変な笑みじゃなくてあれは俗に言う営業スマイル。


「いやだな〜、友里ちゃんはこっちのがいい「うざいから今すぐやめなさい。」


「ほら、そうなると思ったんだよ。」


はぁ、と息を吐いて再び前を向いて西紀は歩きだす。


「あれは学校だけだし。
まぁ学校くらいでしか会わなかったから、あれがキャラって思われても仕方ないかもな。」


あぁ、なるほどね。


確かにプライベートで会うのは久し振りだわ。


学校で会いすぎて気付かなかったわ…。