それを見て、健ちゃんとあーちゃんはそろってクスッと笑う。 あたしは2人をむすっと見返す。 「さて、改めて解散! 海に行きたかったら水着類はあっちの部屋に揃ってる。 好きなように使え。 裏の森は行ってもいいけどけがには注意しろ。 それから最低でも2人で行動しろよ。 じゃあ夕飯の時間には帰ってくること。」 そう言い残すと4人でどこかへ出てしまった。 残されたのはあたし、西紀、未山兄弟。