あかるいなみきみちで、そのひとはべつのひとにあいさつした。
 
べつのひとはなんだかかおをあかくしながらそのひとにへんじをした。
 
たいようはそらといっしょに、それをみていた。
 
ふたりはてをつないで、なみきみちをあるいていった。
 
たいようはしずかに、ふたりをてらしだした。