『有紗!!帰ろ~。』


「うん。」



明が泊まりに来てから1ヶ月くらいが過ぎた。



あれ…1ヶ月以上かな?…てかそれはどうでもいいんだけど、まぁ…肌寒い季節になってきました。



秋になりかけ、みたいな?



ん、もう秋か?



「なにボーッとしてるの?早く帰ろ?」


『ごめんごめん!!』



有紗は隣のクラスで、今日は澪も奏汰も仕事で帰って行ったから、偶然仕事が無かった有紗と帰ることにした。



「明と樹君はもう帰っちゃったかな?」


『うーん…教室まで行ってみる?』



と言うことで、2人の教室まで行くことにした。