「それって、
楓が勉強できないじゃん。」
そういって笑ってるお姉ちゃん
本当にお姉ちゃんは可愛い。
フワフワした感じで、
まさに女の子って感じの姉。
「だって、
楓、頭いいんから。
使えるもんは使っとかないと」
「はは。
美紀ひどーい。」
お姉ちゃんは嫌いじゃない。
むしろ大好きな方だし。
お姉ちゃんじゃなかったら、
楓を私にむかせるのにな。
つくづく思う。
だって、勝てるわけないし。
「おかあさん、
ただいまー。」
「美香、お帰りなさい。
今から夕飯用意するわね」
駅から歩いて10分のところに
我が家がある。
結構駅まで近くて、助かる。
学校も電車通学だし、
朝ぎりぎりでいっても
いままで遅刻すらしたことがない。
「はーい。
あ、せっかくだし楓よぼうよ
がきんちょがどうなったか
すごいみてみたいし。」
………
「うん
私呼んでくるね。」
私は二階へ掛けのぼって、
自分の部屋の窓を開けて
むこうの窓をノックした。

