【短編】366日




「付き合ったらええやんか」

その言葉が頭のなかをリピート

していく。

楓、私の恋は一方通行なのは、

わかってるよ。

楓が鈍感で、私が素直じゃないなから

先に進めないんだよ。

でもね、先に進めないんじゃなくて

進みたくないのもある。

今の関係がなくなって、

楓と会えなくなるのが一番怖い。

それだったら、今のままでいい

そばにいれるんだったらこれでいいの。

だって、どうせ『一方通行』だしね


「楓、


好きだよ。」

なんで好きなだけじゃうまくいかないの?

ねぇ、神様は意地悪だよ。

こんなにも好きで

好きで好きで死ぬほど好きで、

なのに彼は美香が好きで、

私、こんなに悲しくて切ないなら

こんな恋、したくなかった。



これから何十年、何百年先まで

私は彼を想い続けることができるって

神様に誓うよ?

だからね、私たちを巡り合わせてよ。

これって、わがままなのかな?



彼を想うと胸が痛くて、苦しい

彼を想うと切なくて、涙が溢れ出る。

彼を想うと好きがどんどん増していく。



もう嫌だ。

こんな恋しなきゃよかった。