【短編】366日




家に帰った私は部屋へあがって

隣の部屋に明かりがついていないのを見た。


本当は今日なんで帰れなかったのかな?

近くにいないと不安が積もる。

これって、彼女が彼氏に思うきもちだよね。

私たち付き合ってもいないのに、

私だけこんなの変だよね…。

楓は、私が遅くても気になるのかな?

いきなりぱぁっと隣の部屋から明かりがついた


楓が帰ってきた。

今日も一緒に勉強。

だけど今日は乗り気じゃないや。

楓にメールしておこう。


『ごめん。

今日ちょっとしんどいから

また今度にして?』

……送信

隣の部屋から今流行りの着うたが聞こえた。


見たかな?

「おい。」

いきなり開けられた窓から

彼の声が聞こえた。

「なに?」

「こういうことは、

直接ゆえばええやん。

いちいちメールしたら

こっちは受信料いるんやからな」

それをいいにきただけか。

心配してくれるのかと期待した

ほんのちょっとだけど。