「振った。」
「はぁー?
勿体な、最初で最後の告白やのに」
「これ以上バカにすると、
この部屋こさせないよ?」
「はいはい。
で、なんで振ったん?」
振った理由
そんなん
「楓が好きだから。」
なんていえる分けないよ。
「別に。
他に好きな人がいたから。」
「ふーん。」
興味なさそうな返事。
「じゃあ俺、そろそろ帰るわ」
「うん、ばいばい」
楓は窓をガラガラと開けて自分の部屋に
帰っていった。
なんで興味ないのかな?
なんで嫉妬とか心配
してくれないのかな?
私の事なんて、どうでもいいから?
ねぇ、楓。
楓、楓、好き。
告られたこと楓に言ったのは
ちょっとでも焼いてくれると
思ってちょっと期待してた。
なのに、楓はいつもどうりだった
こっちが悲しくなるよ。
楓がもしちがう女の子に告白されたら
私そのこにすごく嫉妬するし
楓を渡したくない。
私の楓じゃないのにね……
だってさ、大好きなんだからしょうがない
愛してるから。
大好きだから。

