「つか瑞希、なんでそれ着てんの?」 それとは、パーカーとショーパン。 「だって、恥ずかしいんだもん。」 「何だよそれ。早く脱がねぇと、俺が全部脱がしちまうぞ?」 ニヤッと笑いながら言う啓太。 全部なんて、絶対無理!! 私は急いでパーカーとショーパンを脱いだ。 「お前、何て水着着てんだよ…。肌出しすぎ。他の男に見られるだろ。」 「だって、千夏が選んだから…。」 「やっぱりな。海から出てる時は、パーカー着とけ。」 あ~。 私、愛されてるかも!!