外に出ると、啓太がいた。 しかも、ナンパされてるし。 「ね~ね~!!あたし達と泳ごうよ~!!」 「ごめんね。俺、連れがいるんだ。」 海に来てまで爽やか啓太だ。 「え~。あたし達と一緒のほうが楽しいよ~?」 「今日は彼女と楽しいことするよ。」 そう言って私の方に来た。 「ほら、行こう。」 私の手をとり、ナンパしてた女の人の前を通り過ぎた。