「啓太の好きなやつって、その子?」 「そ。」 「へー。可愛いじゃん。俺の彼女にしたい。」 「だめー。瑞希は俺のだから。やんねぇし。」 啓太さんは私を抱き寄せて言った。 俺のだからって… やんねぇって… キュンってした… 「なんだよー。ま、瑞希ちゃんだっけ?頑張ってねー」 そう言ってお友達さんは屋上を出てった。 ここにいるのは、啓太さんと私だけ…