「何なに!?お前らこないだの映画でなんかキョリ縮まってない?!」 目を丸くさせて、驚いているのは勿論、山本さん。 「あはは。なんか山本さんありがとうございます」 あたしは「一応」、お礼を言っておく。 「あっそやサオリ!!!ちょっと聞いて!!!」 橘はお客さんのいない店内で、大きく叫んだ。 「遥待ってや!もうちょっとで行くから〜」