ってか…近づいてる!?

まさか…
ヒロもエスパー!?





私は もう一度 目を
ギュッ!とつむった。



…あれ?
何も起きない?



目をあけると…

ヒロは寂しそうに 呟いた。



『今は我慢だな…。
今日はナルとキス…したから。
菜々とは できねー。

俺がもっと 強くるからな!』





ヒロ…


『私 待つから!
わがまま言わない!
絶対待つから!!!』





ヒロ だからそんな
寂しそうな顔 しないで?




『ありがとうな?』




『うん…ぢゃあ、ね?』



『おう…』