『そ…だよな。でも俺…
俺さっ…竹村好きみたい…
だってさ?片野に告られてんのみてっと、スゲーむかつく…
気付くの遅くてごめんな?』



尾碕…???

『菜々子が好きなんぢゃ…
だって今日の朝…』

『菜々子とはなんもねー。
っ朝のは…なんでもねーよ』



『本当にっ…?『本当に』

『片思いぢゃないの?『うん』




私は涙がとまらなかった。

辛い涙ぢゃなくって…

嬉しい涙。
























『竹村…キス、してい?』

尾碕は 私の返事を聞く前に
触れるだけの…





キスをした。