惑星ベラスティスは言った。
「お前の所の……あの生き物……あの~……なんて言ったっけなぁ……に……いや違う!!……い…ん……げん!!そうそう、インゲンは大丈夫なのか?!」

「ちげぇよ!!に・ん・げ・ん!!人間だよ。」


「そう!人間! 大丈夫なのか??」


「お前の所に移住した奴らは良いが、俺の所に残った奴らは なんだか苦しそうだぞ。俺の顔の毛穴からは悲鳴が聞こえてくるだろぅ??そして吹き出物達は絶望に涙を堪えられないでいるんだ。」


「なぁ、地球よぉ。」

「なんだ?ベラスティス。」

「………グロいよ。毛穴の悲鳴とか、吹き出物達の涙とか。」

「そうか……。すまぬ。」