こんな事をしなかったのに… どうして??? 「ねぇ???」 自分の胸を当て付けるように俺にまとわりついている明日香。 「なんだよ!!???」 俺は冷めた目で明日香の瞳を見た。 男だったら普通に沸く…“抱きたい”ってキモチはなぜか全く出なかった… 「だって…私達付き合っているんだよ????」 「それがなんだよ。第一俺はお前を好きで付き合ってるんじゃないだろ!?」 自分でもびっくりするほど低くてどす黒い声が出た。