「ううん…明後日の2時からだったら2時間だけ空いてるよ」



「ありがとう!!!!」



まぁいっか…その日は監督が仮眠時間って言ってくれた時間だけど…



「もしもし???明後日の2時~4時までだったら空いてるって」



『本当!!!???やったぁ!!!!ごめんね???忙しいのに…じゃぁいつもの所に2時に待ってるね!!!』



いつもの所…



それは、中学生の時にいつも琉菜と遊ぶ時はそこで待ち合わせしていた、駅の前にあるちょっと小さめな公園。



滑り台とシーソーしかない小さな公園だけど、琉菜とあたしはそこが大好きなんだ。



小さな頃の自分に戻れるような気がして…



「分かった!!!ちょっと遅れるかも!!!そしたらごめんね???」