部屋のドアが開くと
緊張がより増してきた。


どうしよう……
ここまで来ちゃった。


REIを家に残したまま
だし…大丈夫かな……


手を引かれて
部屋にあがると綺麗な
真っ白い家具たちが
並んでいた。


「うわ…可愛い……」


その言葉に反応した
Naoyaは


『気に入ったか?』


得意げに聞いてきた。


「うん!!とても!!」


と、答えるとNaoyaは
こう言った。


『愛梨が良ければ
ずっと居てもいい……』