悪魔なアイツ

Naoyaの車にずいぶん
と長い時間乗って
着いたのは遊園地。


なんか意外。
もっと格好つけた場所
に行くと思ってたのに。


『あ!!今、意外って
思っただろ?』


ギクッ……
エスパーかい!!


『とにかく観覧車
乗ろうぜ!!』


「まだ来たばっかり
なのに観覧車!?」


『恋人っぽいだろ?』


「それはそうだけど――」