何年も使われていないような、古ぼけた井戸だった。 「(井戸なんて、こんなとこにあったかしら…?)」 変ね…と、ありすが考えているとまた声が聞こえた さっきの私を誘う声 今度は今までよりも大きく (アリス、その中に入って…) 「入る………?」