「あ……」 「服、変えましょうか♪」 え?服? 「なんで?」 「いいじゃないですか♪」 ………いいのかなぁ ロストが満面の笑みで言うものだから、いいよ、服変えるわ。と答えてしまった。 私とロストは、未だに森を歩いている。 ちなみに街みたいな建物が見える所に向かっている。 「ねぇ」 「何ですかー?」 「服、何処で買うつもりなの?」 ロストは質問に答えず、私を連れて歩いていく。 心なしか口元が笑っている。