ラプソディー

数分間、舌を入れ続けた。
いろはは、息を切らしていた。

「柊…あいつら帰ってくるから…何で、こんな事すんの?」

何でするのかなんて俺にもわかんねぇよ。

「柊、変!キモいぞ!
何か違う。
部屋に戻るから、そこをどけ」

ここで俺が、どけてしまったら
もう俺の部屋に来ない気がする。

「無理。
あいつら帰ってくるまでやる」

殴りかかろうとした手を受け止め十字のように腕を掴んで動かなくした。

「柊ー!毒キノコでも食べ…んふっ…」

いろはは、可笑しく俺に向かって言ってきたが俺は、無視をした。

そして、扉の向こうでは秦が、硬直していた。