ラプソディー

「君達は柊の部屋でも行って来なさい」

「ここでいいんじゃないか」

「食事の用意とかあるだろ」

冬至は、渋々OKし俺達を柊の部屋に連れて行く事にした。

「他の部屋でいいだろ」

「何や、何か隠したいものがあんのか?」

相変わらず直球に聞くな、この人は。

「別にないけど」

「俺は他の部屋でもいいよ」

「あかん!冬至の部屋に行ってエロ本見つけなあかんねん」

何だ、その使命感みたいなものは…。
別にエロ本があったっていいんじゃないのか?

いや、ちょっと気になるな。
冬至が、どんなエロ本を読むのか…。