ラプソディー

後半戦、バスケ─────
────冬至は出席した。

「ほぉ、珍しいやん。
お前が出るやないて」

「あんたに言われたくないよ」

「久々の3人ですね」

俺には、この3人をデカブツにしか見えなかった。

女子達の声援が煩かった。

「………って、イロハ!?」

「応っ!」

親指立てて普通に男子の中にいるけど…。

「『おう』じゃなくて何でいるの!?」

女子達も今頃やってるんじゃないのか…。

「細かい事は気にするな」

気にするところだろ!